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2022.07.14「住宅ローンのボーナス払いが払えない」というご相談

夏のボーナス時期になると「住宅ローンのボーナス払いが払えない」というご相談案件が増えますが、当社ではまず金融機関へ連絡して相談されることをおすすめしています。

そのまま無視して放置すると間違いなく競売コースに進むものの、競売をチラつかせては何だかんだといきなり任意売却に持ち込ませようとする、荒っぽい不動産会社もいるのでご注意ください。

そもそも予定していた額のボーナスが支給されずに、住宅ローンのボーナス払いが払えなくなることはよくあることであって、大切なのは一時的なものなのが恒久的なものなのかの見極めになります。

本当に一時的なものであれば工面して支払うか、返済条件の見直しでボーナス併用払いから毎月払いに変更したり、毎月の返済額の負担が大きいようであれば返済期間の延長で月額を抑えることも可能です。

逆に今後のボーナスも期待できず、返済期間を限度まで引き伸ばしても毎月の負担が大きいようであれば、早めに任意売却をご検討されたほうがいいかもしれません。

金融機関からの督促を無視し続ければ本当に競売になってしまいますし、借金で住宅ローンを支払う状態が常態化しても状況が好転することは少ないでしょう。カードローンなど無担保の小口融資から、おまとめローンで自宅を抵当に入れる悪循環をいくつも見てきています。

5年目に比べて2割も3割も住宅価格が高騰している今なら、オーバーローンにならずに売却できるチャンスかもしれません。