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2020.06.15最近の不動産相場について

【マンション売買】
レインズの動きを見ていると4月から全体的に売却案件の延期などありましたが、それ以上に内覧数の激減が響き成約数も過去最大の大幅減となりました。
在庫が積み上がった結果、売出価格よりも成約価格が3割ほど安い下げ相場に入っており、今後はさらに雇用関係悪化の影響が顕在化する秋以降に価格調整が入る見込みです。
金融機関サイドより住宅ローンの条件見直しが殺到中との情報もあり、5000万を超える融資および事業用融資はとても消極的な感じです。

-売却-
売却物件は微増が続いており供給過剰です。今後さらに売却物件の増加を見込んでいます。

-購入-
少しつずつですが回復してきました。購入意欲が衰えている訳ではないため価格調整が入ると早期に成約となるパターンが多い模様。供給過剰で今後さらに割安感が出てくると見込んでいます。

【賃貸マンション】
貸す側、借りる側ともに現在のところ大きな影響はありませんが、雇用関係悪化などが顕在化した場合は郊外の実家に戻る方も増えてくるため、長期的には借手市場になると思われます。

【事業用賃貸】
-貸事務所-
現在のところ大きな影響はありませんが、今後の状況によっては下げ相場に入るでしょう。テレワークの浸透でオフィス需要が減少するとの話は大阪では全くありません。

-貸店舗-(当社取扱なし)
クラスターを発生させた業種や飲食を中心にズタズタの様相です。なお商店街よりタピオカの居抜店舗でバナナジュース案件増加中とのこと、バナナジュースブームなのでしょうか?