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2021.04.142021年3月の中古マンション相場について

今月も近畿レインズより3月の近畿圏市況レポート(月報)が4/13に発表されました。

大阪府全体としての成約件数は増加し、新規売出件数の減少も大きく、在庫も引き続き大きく減少しています。一方で市場における売主側の様子見姿勢は続いているものの、中心6区の新規売出件数は微減にとどまり、北区に関しては成約件数が今月も増加しました。

高く広く若い物件がさばかれたようで、年末にあったような企業保有の投資物件売却が年度末にもあったのではと推測しています。

現場直近の感覚では3LDKや買替特約つきの新規売出が動き始め、需要過剰で高止まりだった相場から落ち着いてきた感が気持ち程度あります。それでも感染が拡大すると新規売出しは止まり、販売中も売止めになるなどが見事に全停止するため再び需要過剰になるかもわかりません。

今後の不動産市況については現況のコロナ感染状況の拡大といい、大企業の赤字発表が続く中でコロナ倒産やコロナ失業も多く、金融機関による救済措置などが切れる頃から住宅ローン破綻が表面化するコロナショックにより、新規売出がドバっと増えてくるとずっと唱えています。