お知らせ・ブログ

2021.06.162021年5月の中古マンション相場について。

今月も近畿レインズより5月の近畿圏市況レポート(月報)が6/11に発表されました。

全体としての成約件数は激増し、新規売出件数の減少も大きく、在庫も引き続き大きく減少しています。ただし激増と言っても1回目の緊急事態宣言が出された前年比なだけで、通年比で見ると成約件数もやっぱり少ないイメージです。

GWの感染拡大による惨状から売主側の様子見姿勢がさらに強まり、少ない物件を取り合う状況が続いている中で、成約価格が前月比で減少に転じている点が一時的なものなのか何かの転換点なのか注目しています。

今後の不動産市況については私のように、コロナ倒産やコロナ失業から金融機関による救済措置などが切れるタイミングで、住宅ローン破綻が表面化するコロナショックにより新規売出がドバっと増えて相場は下がると唱える者と、ワクチンも進んでくればアフターコロナで2025年に向けて爆上げ相場がやってくると唱えるものとに二分しています。

個人的には一時に比べて強気価格で売出開始するものの価格調整が入って成約するパターンが増えてきたのと、少ない物件を取り合う状況から堰き止めていた水が一気に流れるような供給過剰になれば下がると思うのですが・・・