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2021.08.242021年7月の中古マンション相場について。

今月も近畿レインズより7月の近畿圏市況レポート(月報)が8/20に発表されました。

最近は大阪府全体のデータを見ても実感とズレているイメージがするため、大阪市内中心6区(中央区・北区・西区・福島区・天王寺区・浪速区)の成約状況・新規登録状況と北区の成約状況を見るようにしています。

やはりなんとなく春に比べて成約単価が下がってきているような気がします。春に高額の収益物件が活発に取引されたという意見もありますが、日々レインズを見ていると強気で売出開始するものの数回の価格調整を入れないと落ちないパターンも多く、中には1割ほど下げているのも目立つようになってきました。

新規登録物件に3LDKが圧倒的に少ないため、購入希望のお客様にご紹介できる物件が少ないのがずっと続いています。

ご相談に来ていただけるお客様との話の中で「景気全体が給与が良くならない中で不動産価格だけが高騰し続ける現状がどうなのか、普通の人が普通の物件を購入できる環境でなければいずれ逆回転が始まる」とご説明し、お客様の「いくら北区でもこの築年数で最近高くない?」という感覚こそ全てだと思っています。